【サイト例あり】未経験Webデザイナーのためのポートフォリオの作り方

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デザインやコーディングの基礎知識が身についたら、ポートフォリオを制作してみましょう。
ポートフォリオとは、自分の保有スキルや制作実績などを載せるものです。
Web制作会社の求人に応募する時に必須になるので、時間をかけて何度もブラッシュアップを繰り返し、魅力のあるものを制作しましょう!

ポートフォリオの作り方

ポートフォリオには、紙媒体とWebサイトがありますが、まずはWebサイトのポートフォリオが用意できたら良いです。

僕の経験談ですが、 Web制作会社の求人に応募している中で紙媒体のポートフォリオを求められることはなかったです。

コロナ禍ということもあり、オンライン面接が多かったです。
zoomでのオンライン面接だったので、画面を共有して一緒にポートフォリオを見ながら解説するといった感じでした。

面接で会社に呼ばれた際はパソコンを持参してポートフォリオを見せることができたら良いです。
一応、余力があれば紙媒体でも用意しておくと急に求められた際に対応できるので、作っておくのも良いと思います。

ポートフォリオに載せる情報

  • 自己紹介
  • 保有スキル
  • 制作実績
  • お問い合わせ(SNSなど連絡先)

最低限、上記の情報を載せれば良いと思います。
各項目の詳細は下記で解説しています。

ここで重要になってくるのが制作実績です。
ポートフォリオ=制作実績みたいなものなので、ここに力を入れましょう!
制作実績が充実していれば、面接に呼んでもらえる可能性が上がります!

ネットで調べているとポートフォリオ制作サービスのようなものでも作れるとありますが、これはやめておいた方が良いです。
理由は実務未経験からだと熱意が重要視されるからです。
シンプルなものでも良いので一から自分でデザインを考えてコーディングした方が良いです。

少し手間はかかりますが、ここを頑張って他の応募者と差別化を図りましょう!

ちなみに僕はこんな感じのポートフォリオサイトを作っていました。
自分用にテキストなどは変えるなどして、参考にしてもらっても大丈夫です。
コーディングもそんな難しいことはしていないので、初心者の人でもコーディングしやすいと思います。

ただ、なぜその「デザイン」にしたのかを答えられるようにした方がいいので、配色やフォント、レイアウトを多少変えて、自分オリジナルのものにすると良いです。

プロフィール

プロフィールは顔が分かる写真や基本的な経歴などを簡単に掲載。
趣味や自分の強み、今後の目標など人柄が伝わるような内容にしていました。

保有スキル

自分の持っているスキルがそれぞれどれぐらいのレベルなのかを説明できるように載せていました。
これは長文とかではなく、簡単に箇条書きで書くぐらいで良いと思います。
細いところは面接で聞かれることが多いので、見やすく分かりやすくを心がけましょう。

制作実績

制作実績がポイントになってきます。
ただ、実務未経験だと制作実績がないのでここは架空のサイトを制作して制作実績として載せましょう。

架空のサイトの作り方はこちらの記事で紹介しています。

デザインから考えるので、すごく時間はかかりますが、ここでなぜこのようなデザインをしたのかについて熱く語れると面接時に熱意が伝わり、アピールすることができます。

僕は勉強と並行しながら、約3ヶ月間ほどかけて
下層ページも含めた架空のサイトを2つ。
ファーストビューのみが6つ。
バナーやロゴなどを制作して、制作実績に載せていました。

ここの作品の数はできるだけ多く作る方が良いです。
ただ、制作実績の水増しのために模写したサイトを載せるのは控えた方が良いです。
著作権の問題もありますし、模写で作り上げたサイトは自分で考えたデザインでもないので採用担当者の方に興味を持たれることがありません。
模写は初期のコーディングの練習に留めておきましょう。

Web制作会社との面接でスクール卒業生の方とかだと課題で制作したものを載せている人が多いと聞きました。

そのため、実務で通用するレベルではなくても一からデザインを考えて、制作したサイトを制作実績として載せている方が他の応募者と差別化することができます。

僕はスクールには通っていなかったため、載せている作品は全てオリジナルのものにしていました。
こういった姿勢は実際に面接で褒められることもあり、熱意をアピールすることもできました。

お問い合わせ

ポートフォリオサイト自体、ほとんど見られることがないのでお問い合わせが来ることはほとんどないです。僕は念のためにお問い合わせフォームのあるページも作成していましたが特に使うことはなかったです。

ツイッターやインスタグラムなどアカウントを持っていれば、飛べるようにしておくのも良いと思います。

日頃から、ツイッターなどで勉強記録を残しておくと良いかもしれないですね。
採用担当の方に見てもらえた時にアピールすることもできます。

僕も最初は頑張って、ツイッターでつぶやいていましたが途中で面倒になったのでやめましたが。(笑)

ポートフォリオを公開

ポートフォリオが完成したら、いよいよネット上に公開できる準備をしていきましょう。
制作したポートフォリオサイトをネット上に公開するためには、サーバーを借りてドメインを作る必要があります。

ポートフォリオサイトは作り始めてから公開できる状態まで時間がかかると思うので、サーバーを借りて、ドメインを作る作業はサイトが完成してからで良いと思います。

サーバーを借りて、ドメインを作る

簡単に言うと「サーバー」はネット上に作る土地のようなもので、「ドメイン」はそこにつける住所のようなものです。
ネットで調べて、自分に合ったところで契約すると良いと思います。

ちなみに僕はできるだけ費用を抑えて作りたかったので
サーバーは、ロリポップ!レンタルサーバー
ドメインは、ムームードメイン
で作りました。
特にこだわりがなければ、この組み合わせがオススメです。

就職や転職のための一時的なポートフォリオサイトであれば、あまり費用はかけたくないですよね。

まとめ

ポートフォリオサイトは一度、制作したら終わりではなく、何度も何度も見返して、ブラッシュアップすることが大切です。
自分の魅力や頑張って制作した作品がどうすれば、分かりやすく伝えることができるのかを徹底的に考えましょう!

ポートフォリオサイトを制作する時に便利なサイトをこちらの記事でまとめています。

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