【例文解説付き】未経験Webデザイナーの志望動機の書き方

転職関連
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Web制作会社の求人に応募する時にサイトの応募フォームなどに志望動機の入力が求められることが多いです。もしくは職務経歴書に記載する必要があります。

未経験からだと経験がなく、即戦力になれるようなことも書けないし、どうしよう。
そんな人のために僕自身の経験からどのように志望動機を書いて、書類選考を突破したのか紹介していきます。

志望動機の書き方

未経験からだとどんな風に書けば良いか、すごく悩みますよね。
同業他社に転職であれば、「前職の経験や学んだことをこれからの業務にも活かすことができる」みたいな書き方でいけますよね。

ただ、未経験からの挑戦だと前職と全く関係のない仕事をしていると書けることがないですよね。
僕は営業職からの転職だったので、共通点があまりなく書くのにすごく苦労しました。

何社もWeb制作会社に応募していく中で、何度も志望動機を書き直しました。
その中でコツを掴み、書類選考に通りやすくなる書き方が分かってきました。

そんなに難しくはないので、安心して下さい。

シンプルに分かりやすく書く

僕自身、最初は熱意を伝えるためにすごく長文で書いていました。
しかし、読み手側からすると長文というのはすごく読むのに面倒になりますよね。

採用担当の方は何人者の応募者の書類に目を通さないといけないです。
面接まで進んだ時にどれぐらいの応募がいるか毎回、質問していましたがやはりどこも応募者がすごく多い状態でした。

その中で長文で書いても、最後まで丁寧に読んでもらえる可能性はとても低いです。
そのためにシンプルに分かりやすく書く必要があります。

構成としては下記のような感じです。

  • 結論の提示
  • 理由
  • 入社後にやりたいこと

実際に僕が書いていた志望動機の一つの例です。

私は貴社のWebデザイナーとして働くことで、お客様が持っている魅力やサービスの良さを世の中に広めたいです。

特にWebサイトというのは企業やサービスの顔になっていると普段から感じております。どんなにいいモノでも、この「伝え方」が間違っていれば、Webサイトを訪れたユーザーにも響かないと考えております。なのでお客様が持っている魅力やサービスの良さを深掘りし、価値を上げるための戦略を考え、しっかりとカタチにして伝える必要があります。

貴社の幅広い業種のWebデザインに携われるということと、「お客様のために何ができるのか」を常に考える姿勢のもとで働ける環境であれば、お客様の課題を解決するとともに、Webサイトを通じてその企業やサービスを知ったユーザーの生活もより良くすることができると思い、応募いたしました。 

これを三つの構成に分けてみます。

結論の提示

Webデザイナー / コーダーになって何をしたいのかを書きます。
僕の例文でいくと「お客様が持っている魅力」と「サービスの良さ」を世の中に広めたいということですね。

私は貴社のWebデザイナーとして働くことで、お客様が持っている魅力やサービスの良さを世の中に広めたいです。

理由

なぜそう思っているのかを書きます。エピソードがあれば簡潔にまとめて書くようにします。
自分の考えやそう思った根拠を書けば良いです。

特にWebサイトというのは企業やサービスの顔になっていると普段から感じております。
どんなにいいモノでも、この「伝え方」が間違っていれば、Webサイトを訪れたユーザーにも響かないと考えております。
なのでお客様が持っている魅力やサービスの良さを深掘りし、価値を上げるための戦略を考え、しっかりとカタチにして伝える必要があります。

入社後にやりたいこと

なぜこの会社を選んだのかを含めながら、入社後のやりたいことをまとめるように書きます。
ここでは受ける会社の特徴・強みも一緒に書けると良いです。

サイトのホームページを隈なく見ていると、会社の特徴・強みとしている文言が書かれているので、それらをピックアップします。
傾向としてはメインビジュアルや採用情報のページに書いてあることが多いです。

僕の例文でいくと「幅広い業種のWebデザインに携われる」というのが会社の特徴です。
お客様のために何ができるのかを常に考える姿勢」というのが会社の強みです。

その後に僕が入社した後にやりたいことを述べています。

貴社の幅広い業種のWebデザインに携われるということと、「お客様のために何ができるのか」を常に考える姿勢のもとで働ける環境であれば、お客様の課題を解決するとともに、Webサイトを通じてその企業やサービスを知ったユーザーの生活もより良くすることができると思い、応募いたしました。 

気をつけた方がいいこと

志望動機を書く中で気をつけた方がいいことがあります。

  • 志望動機を使い回さない
  • 未経験なのでという甘えた内容を書かない

せっかく考えた志望動機が台無しになるので、これらには気をつけた方がいいです。

志望動機を使い回さない

一度、使った志望動機をそのまま使い回さない方が良いです。
会社によって、強みや特徴が違うのは当たり前ですよね。

面倒だからといって、そのまま同じ志望動機で応募するとせっかく書類選考が通りそうなところでも的外れな志望動機だと落とされてしまいます。

上記で説明した構成をベースに会社の強みや特徴の部分を書き換えたり、受ける会社に合わせてカスタマイズしてオリジナルのものにしましょう。

応募する会社が増えてくると面倒に感じる時もありますが、自分が入社する会社になるかもしれないのでここは地道に頑張りましょう!

未経験なのでという甘えた内容を書かない

未経験なので入社してから教えてもらいたいといった旨は書かない方が良いです。
会社はスクールではないので、あくまでも今の自分にできることをできるだけアピールする必要があります。

「実務未経験ではありますが、少しでも貢献できるようにこういう勉強を続けています」のような書き方ができれば良いです。

まとめ

Web制作会社の求人に応募する時に使う志望動機の書き方を解説しました。
一度、コツを掴むとそんなに難しいことではないので誰でも書けるようになります。
自分なりに考えて試行錯誤するのもアリだと思います。

何度も応募書類を送っていると心が折れそうになる時もありますが、あともう少しでWeb制作会社の方と面接でお話しをすることができるので頑張りましょう!
みなさんの転職活動が上手くいくことを陰ながら応援しています。

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