未経験Webデザイナーの職務経歴書の書き方のコツ

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ポートフォリオの用意ができたら、いよいよWeb制作会社の求人に応募します。その際に企業からポートフォリオ、履歴書、職務経歴書を求めてくるところがほとんどです。
実務未経験からだと職務経歴書に何を書いたらいいのか、書けることがないよって言う人も多いと思います。僕は全くの違う業種・職種から転職したので、職務経歴書の作成にすごく悩みました。
同じような悩みを抱えている人の参考に少しでもなればと個人的に意識、工夫していたことを紹介します。

職務経歴書に記載する項目

  • 職務要約
  • 職務経歴
  • 志望動機
  • Webデザイナー(コーダー)になるためにしてきたこと
  • 自己PR
  • これからと今後について

これらの項目をそれぞれ分かりやすく、読みやすいように記載するようにしていました。
人によっては職務経歴の経験会社数も違うので、文章が少なくなったり多くなったりするかと思います。
枚数としては2、3枚に収まるようにすれば良いです。

それでは、それぞれの項目にはどのようなことを書いていたのかを紹介します。

職務要約

今までの経歴を簡単にまとめた文章を書いていました。
ここには経験してきた会社や業務の内容などの詳しいことは書く必要はなく、今に至るまでの簡単な経歴を書きます。

職務経歴

会社の社名や事業内容、自分が経験してきた職務内容を書いていました。
そこの会社で達成したことや工夫していたことなど。
表を作成して、分かりやすく簡潔にまとめられると良いと思います。

志望動機

ここはすごく悩むところですよね。
受けるWeb制作会社の特徴などを詳しく調べて、会社によって都度書き換えるようにします。
あまり深くは語らずに採用担当の方が読みやすいような文章を心掛けます。

少し大変ではありますが、使い回すのではなく、僕は受ける会社に合わせて志望動機を考えて、書くようにしていました。
何時間も考えて、その日中に書類選考が落ちた連絡が来たこともありましたが。(笑)


何通りもあるのですが、一つ例を公開しておきます。
参考にしてもらっても大丈夫です。

私は貴社のWebデザイナーとして働くことで、お客様が持っている魅力やサービスの良さを世の中に広めたいです。
特にWebサイトというのは企業やサービスの顔になっていると普段から感じております。どんなにいいモノでも、この「伝え方」が間違っていれば、Webサイトを訪れたユーザーにも響かないと考えております。なのでお客様が持っている魅力やサービスの良さを深掘りし、価値を上げるための戦略を考え、しっかりとカタチにして伝える必要があります。
貴社の幅広い業種のWebデザインに携われるということと、「お客様のために何ができるのか」を常に考える姿勢のもとで働ける環境であれば、お客様の課 題を解決するとともに、Webサイトを通じてその企業やサービスを知ったユーザーの生活もより良くす ることができると思い、応募いたしました。 

Webデザイナー(コーダー)になるためにしてきたこと

Webデザイナー、もしくはコーダーになるためにしてきたことを書いていました。
どんな勉強をしてきて、どんなことができるようになったのかを書きます。
あとは使用可能ツールや言語も一目で分かるように記載しておきます。
【使用可能ツール】Photoshop、Illustrator、XD 
【言語】HTML5、CSS3、JavaScript(jQuery) 、WordPress、PHP 
といった感じですね。

自己PR

自分の自己アピールポイントを書きます。
今まで経験してきた職務内容とこれからのWebデザイナー(コーダー)業務と共通点がなく、アピールできることがないと悩むかもしれません。
その場合、仕事の中で意識していたことや工夫していことを書くと良いです。

Webデザイナーとして求められているものを洗い出し、活かせそうなことを探します。
あとは自分が今、取り組んでいることなども書くのも良いと思います。

これも例を公開しておきます。
参考にしてもらっても大丈夫です。

協調性に長けている 
前職の営業職では上司、事務員とチームで業務を遂行しておりました。その中で、お互いに円滑に業務 が遂行できるように積極的にコミュニケーションを取るようにしておりました。情報共有も大切にする ことで、トラブルが起きた際にもすぐに対応することができました。チームと良好な関係を築き、お互 いのできることをカバーし合うことで、営業活動も効率化することができ、売上向上に繋げることがで きました。これからのチームでの作業をする際にも発揮することができ、実務未経験ではありますが、 自分にできることを積極的に行い、貢献していきたいと考えております。 

探究心が強い 
Webデザイナーになるために独学で勉強しております。勉強している中、理解が困難なところに直面す るという問題が多々起こりました。その都度、書籍・動画教材の復習やネットで調べることにより、解 決してきました。途中で挫折することなく、知識を習得することができます。能動的に勉強や情報収集 を行い、最新の技術やトレンドを取り入れることができ、これからのWeb制作の業務においても発揮す ることができます。 

これからと今後について

ここには理想のWebデザイナー像やこれからの意気込みなどを書くようにしていました。
最後の項目なので、熱意が伝わるように綺麗に締めることができたらいいと思います。

まとめ

採用担当の方は、他の応募者も含めて沢山の応募書類に目を通さないといけません。
なので分かりやすく、読みやすい構成にすると良いです。
細かく書きたくなるところもあるかと思いますが、簡潔に書けるように工夫します。
気になるところがあれば、面接の時に質問してきくれます。
その時に詳しく話せれば良いと思います。

書類選考がなかなか通らない時もあると思います。
そんな時は一回作成して、終わりではなく何度もブラッシュアップすることが大切です。

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