ルート営業はやめとけ?経験者が語る

ルート営業はやめとけ?経験者が語る 転職関連
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ルート営業ってやめといた方がいいの?きつい?

今回はこんな質問に答えていきます。

さっそくですが、僕はルート営業をおすすめしません。正直、やめとけと思います(笑)。すみません(笑)。

僕は新卒で機械工具の専門商社に入社しました。そこから現在の仕事に転職するまで約7年間ルート営業を経験してきました。経験を元に、なぜルート営業はやめておいた方が良いのかや良かったことも含めて書いていきます。

この記事を読めば、ざっくりとルート営業のイメージが掴めるんじゃないかと思います。

それではいきます。

ルート営業の仕事内容って?

すでに取引のある既存の顧客を回る営業です。新規開拓のための飛び込み営業がないところが特徴です。会社によってはルート営業の合間に新規開拓をさせられる会社もあるみたいです。

僕は機械工具の専門商社でルート営業を経験していました。
主な仕事内容は

  • 既存の顧客を回り、ヒアリングを行い提案営業
  • 納品業務
  • 納品後のアフターフォロー(クレーム対応など)
  • メール・電話対応

上記の内容を日々、繰り返していました。

この仕事内容ですが、ルート営業ならどこも似たようなスタイルで営業をしていると思います。業界が異なれば、取扱い商材が変わり顧客層が変わるといった感じです。

営業といえばノルマですが、僕の会社では一応目標という形でありました。このノルマに関しては会社によって、本当に違いが出るところだと思います。ノルマが緩いところだとわりと楽に感じる部分もあるのかもしれません。

ルート営業はやめとけと思う理由

僕が個人的にルート営業をおすすめしない理由は下記のとおりです。

  • 仕事がマンネリ化しやすい
  • 顧客のパシリのような存在になる
  • スキルが身に付きにくい
  • ノルマがプレッシャー

上記が主な理由です。

それでは詳しく書いていきます。

仕事がマンネリ化しやすい

いわゆるルーティンワークになります。人によってはそれでもいいのかもしれませんが、やりがいを感じる部分が少なくなります。顧客によって1日の行動や年間の繁忙期がほぼ決まってきます。後は顧客から頼まれたことをいかにノーミスでこなしていくかです。

僕はこの生活を続けていましたが、30代も40代もこの先、この仕事を続けていきたいかと考えた時にハッキリと「ノー」だということだけは分かったので転職に至りました。

顧客のパシリのような存在になる

パシリは言い過ぎかもしれませんね(笑)。言い方を変えると、常に既存の顧客相手に機嫌取りをしなければなりません。会社の昔からの取引先を担当することになるので、契約を切られないようにしなければなりません。多少、理不尽なことや無茶を言われても対応する必要があります。

どんなお仕事でもサービス精神は大切だと思いますが、僕は「俺は何をしているんだろう」とたまに思うことがありました(笑)。精神が少しずつ蝕まれていく感じでした(笑)。

ただの御用聞きになりやすいので注意が必要です。

スキルが身に付きにくい

上記でも書きましたが、ルーティンワークになりやすいので新しいスキルが身に付きにくいです。商社なら商材をトラブルなく右から左に流すだけの作業が続きます。御用聞きのスタイルにもなりやすいので、将来的にこのままでもいいのかな?と不安が過ります。

これからの時代は個々の力も必要になってきます。僕は会社の看板だけで営業している自分に疑問を持つようになり、もっとスキルを身につけながらできるお仕事をしたいと思うようになりました。

ちなみに現在は転職して、Web業界で「Webデザイナー」のお仕事をしています。

ノルマがプレッシャー

これは営業職ならほぼ避けられないのではないでしょうか。どうしても仕事内容が数値化されてしまいます。会社からの評価にも繋がりますし、ボーナス査定にも響きます。

ルート営業だと前年の売上と比較し、下がっていればその理由をしっかりと答えられるようにしておかなければなりません。世の中が不景気になると、顧客も予算を削るようになります。そうなるとなかなか商材を買ってくれなくなるので、自分の売上が下がります。

「さあ、どうするか」ここがめちゃくちゃしんどいところです(笑)。その中でも営業職としては結果を出さなければいけません。

僕がいた会社はそこまでノルマは厳しくありませんでしたが、毎年、毎月売上がリセットされ、一から数字を立てていくことに狂気の沙汰を感じるようになりました。

単純に僕が営業職向いていないだけかもしれませんが(笑)。

ルート営業を経験して良かったこと

上記でルート営業の悪いところばかり書きましたが、良い経験になったこともあります。
下記のとおりです。

  • 基本的なビジネスマナーが身についた
  • 粗利など数字に強くなれた
  • 対応力が向上した

上記のとおりです。

一番大きな良かった経験はビジネスマナーが身についたことです。例えば、電話の対応・名刺交換・メール作成など一般的な内容ですが、これはどの仕事でも通用するものですよね。現在はWeb関係の仕事をしていますが、役に立っています。

あとは対応力のようなヒューマンスキルですかね。どこの職場に行っても重宝します。

個人的に「ルート営業」はおすすめしていないので、これぐらいしか見当たりませんでした。業界の商材には詳しくなりましたが、副業などの他で活かす場面がありません(泣)。

ルート営業以外のおすすめの仕事は?

やっぱり自分がやっていて楽しいとか好きなことを仕事にするのが良いですよ。後は副業に繋げやすい仕事とか。Web関係の仕事ですかね。Web関係のスキルがあれば、個人でも仕事を受注することができます。

もう一つ大きなメリットは家でも仕事ができるようになります。会社の方針にもよりますが、営業職は人と会ってなんぼみたいなところがあるので、在宅が難しいですよね。

もしやりたい仕事とか分からなくて、悩んでいる人はこの記事が参考になるかもです。

自分に合った仕事を見つけることができれば、人生変わるぐらいです。

まとめ

この記事ではルート営業をおすすめしない理由を書きました。ここまで書いておいて言うのもなんですが、一度やってみたいのなら挑戦してみるのも良いと思います。何事も経験です(笑)。

しかし、人生においての時間は有限なので無駄なキャリアを踏まずに自分の進みたいキャリアを叶えるのがベストです。かなり主観が入っていますが、ルート営業ってどんなだろうと思っている人の参考になったらなと思います。

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